取材で緊張した時に実践したい3つの方法とは

みなさんは取材をする際に、どのような心持ちで向かいますか?

どんなにポジティブな方でも、少なからず緊張はありますよね。
その緊張は相手の方も同じはず。お互いに緊張していては良い取材はできません。

今回は、取材の際に緊張をほぐす方法を3つご紹介していきます。

取材で緊張した時にほぐす方法

本題に入る前に雑談をする

出会って間もなく本題を切り出されてしまうと、相手は身構えてしまいます。
挨拶をした後に差しさわりのない話を織り交ぜましょう。

分かりやすく、会話例をご紹介します。

今日はようやく晴れましたね^^

ええ、最近は週末は雨が続いて出かけられなくて…

週末はお出かけの予定でしたか?

はい、ちょっと趣味で…

では雨が降って残念でしたね。趣味は旅行とかですか?

いや、釣りをちょっとね

えっ、そうなんですか!?実は私キャンプが趣味なんですよ〜 最近釣りにも興味があって!

キャンプいいですね〜 川辺でキャンプする機会があれば釣りもできますね!

このように、天気の話から相手の情報を聞き出し、それを掘り下げて聞いていくと話題が途切れません。
あくまで相手が主役なので、自分の情報は最小限に抑えてくださいね。

どんなに盛り上がったとしても、あまりに掘り下げすぎると本題からかけ離れてしまうのでやめておきましょう。
だらだらと雑談していると、取材の時間がどんどん押してしまいます。また、雑談に興味を持ち過ぎると口説いているのかと勘違いされてしまうので要注意です。

相手は取材の為に時間を割いてくれているということを忘れないでください。

笑顔でリラックス効果

人は、笑顔を見るとつられて笑顔になるものです。笑顔で話しかけられると、緊張していてもすこしホッとしますよね。

表情は、精神状態と深いつながりがあります。
緊張していても、むりやり笑顔をつくると脳が勘違いをしてリラックスした感情を生み出すのです。

その脳の勘違いを利用して、緊張を緩和させましょう。
作り笑顔で会話なんて、うまくできない…という方は、何度も練習をしてください。

鏡を見ながら口角をあげる、普段の会話でも笑顔を心がけるなど、日常にも取り入れられますし、雰囲気も明るくなりますよ。

緊張している自分を受け入れ準備をする

緊張している、という状態は悪い状態ではありません。

仕事に対して真剣だからこそ、緊張も発生するのです。
まずは緊張している自分を受け止めて、事前にできることはすべてやっておきましょう。

アポの時間は間違っていないか、事前調査の内容は間違えていないか、名刺や録音機材は持っているか。
取材時のチェックリストを作っておいて、漏れの無いよう確認してください。

当日までに確認を終えたら、いざ本番です。

「初めまして、〇〇です。今日は△△さんにお会いできるということでとても緊張しておりまして…本日は宜しくお願い致します。」

このように、「緊張しています」と相手に伝えてしまうのもいいでしょう。
相手が経営者や、著名な方だとより自然ですよね。

この例のようにうまく言えなくても、話の最中にしどろもどろしてしまうくらいなら「すみません、緊張してしまって」と一言伝えてしまいます。

気持ちが楽になり緊張がすこしほぐれますよ。

まとめ

取材は、相手の内面をいかに引き出すことができるかがポイントです。

緊張していてろくに話すことができなかった、うまく質問ができなかった、という結果では時間を割いてくれた相手に失礼になってしまいます。

お互いの緊張をほぐして良い取材ができるよう、ぜひこの方法を実践してみてくださいね。


さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など