いまさら聞けない!インタビュアーとインタビュイーの違いとは?

日常的にインタビューという言葉はよく使われていますが、インタビュアーやインタビュイーという言葉の意味を知らない人も多いのではないでしょうか。

とくに取材ライティングに従事する人は、仕事柄それぞれの立場の違いを正しく理解しておく必要があります。

そこで、今回の記事ではインタビュアーとインタビュイーの違いについて詳しく解説していきます。

インタビュアーとインタビュイーの違いとは

インタビュアーとは

一般的にインタビュアー (interviewer) とは、取材や執筆を行う側の人のことを指します。インタビューを行う際には、1対1で行うこともあれば、芸能人や政治家の記者会見のように、不特定多数のインタビュアーが1人または複数人に対して集中的に質問をする「囲み取材」というケースもあります。

インタビュイーとは

インタビュイーとは取材をされる側、つまりインタビューをされる取材対象者のことを指します。

インタビュアーとインタビュイーの違いとは

インタビューの際には、聞き手と話し手が必ず存在します。

取材を進めていく上で、インタビュアーがインタビュイーに対して、複数の質問をします。
インタビュイーは、インタビュアーからの質問に対して受け答えをします。

基本的には、インタビュアーが質問して、インタビュイーがその質問に答える、この繰り返しによって取材が進行します。

情報収集と評価・問題点・課題の抽出

インタビュアーが活躍する場所は記事作成以外にもニーズが存在します。

たとえば、ある企業が新製品を開発した場合に、モニター募集をして必ず製品の使い心地をテストします。

その場合に、モニターに対して製品の使い心地が良いかどうか?今後改善すべき点がないか?
インタビューを通して新たな課題や問題点を抽出することができます。

企業がモニターに対して積極的にインタビューを行うことにより、製品に対して更に深掘りした心理を確認できるのです。

インタビュアーに必要な2つの要素

インタビューを成功させるためには、質問の数を増やしてたくさん質問すれば良いと考えてはいませんか?
インタビュイーへの質問攻撃は、相手に対してかえって失礼になり、気まずい思いをさせてしまうケースも少なくありません。

昨今ではテニスプレイヤーの大阪なおみ選手が記者会見にストレスを感じているというニュースが印象的でした。

言葉は時には鋭いナイフより突き刺さることがあります。
インタビュアーはインタビュイーの気持ちになって思いやる心が最低限必要なのです。

下調べを入念に行うこと

インタビューの対象となる相手のプロフィールは事前に必ず下調べを行うと良いでしょう。

相手の経歴や過去・直近の実績などについてリサーチした上で、現在はどのような活動に注力しているのか?
今後目指す展望は?

という質問をすると良いでしょう。

分析力を養うこと

インタビュイーから得た回答をもとに、こまめに分析を行うことが肝心です。

とくに、同じ質問に回答したインタビュイーが不特定多数いる場合は、集計結果を分析して、深層心理について理解を深めることが必要です。

まとめ

今回は、インタビュアーとインタビュイーの違いについて解説しました。

一口にインタビューとは言っても、雑誌や新聞の取材、新製品を開発・発売した企業からモニターに対しての取材など、さまざまな仕事があります。

インタビューを行う時は、インタビュアーの心に寄り添う必要があります。
相手を思いやり、丁寧に対話をしていくときっとうまくいくでしょう。

みゃあ

WEBライターのみゃあ です。
おうち時間が増えて、最近は卵と牛乳にこだわったプリン作りにハマる今日この頃です。