校正・校閲とは? 原稿チェックに便利!おすすめ無料ツールをご紹介

校正・校閲とは?

校正とは?

慎重を期して記事を書き上げたとしても、文中に漢字の使い方の間違いや、文字が抜けてしまうことがよくあります。

一般的に「校正」とは、文章中に誤字・脱字などの間違いをチェックして、誤った箇所を正しい表現に修正する作業のことを指します。

校閲とは?

校閲とは、記事や原稿を読み通した後に、内容の誤りや不足点を発見し、これを補う作業のことを指します。

校正・校閲の共通点とは?

校正・校閲は、記事や原稿に間違った箇所を正しく直すという点では共通しています。

校正は、書き上げた記事や原稿について作成上のミスを発見し、これを正しい使い方に直す作業です。日本語として正しく意味が通る文章になっているか、間違った表現になっていないかを発見し、これを修正するのが校正です。

校閲は、記事・原稿の内容に齟齬 (そご) がないか原稿チェックし、矛盾点がないか確認する作業です。内容に矛盾点があった場合は正しく表記し、不足した内容をカバーするのが校閲です。

校正・校閲を行う目的と原稿チェックが必要な3つの理由

漢字変換ミスの修正

記事や原稿を書き上げた後、校正・校閲を行う本来の目的は、誤字・脱字など原稿チェックして文章全体を見やすくまとめることです。

とくに、パソコンの文書作成ソフトで記事を作成する場合、漢字変換ミスが発生しやすいです。ライターが漢字変換ミスに気付かないまま、記事を提出する可能性もあります。文章全体の体裁を整えるためにも、校正作業は必須となります。

記事・原稿の完成度を高める

記事・原稿の完成度を高めるためにも、校正・校閲作業は重要です。

間違った内容や不足した情報があれば、それを補うことでより正確かつ有益な情報を発信することができるようになります。

未然にトラブルを防げる

WEBライターが書いた記事がネット上で公開された後に、表記の揺れや間違った箇所が発見された場合、修正は簡単にできます。

しかし、カレンダーや書籍など紙媒体の物が印刷物として市場に流通された後に、間違いが発見された場合はコスト高となり、最悪の場合は大きな損失を被る結果になります。

このような事態を未然に防ぐためにも、校正・校閲作業は必ずおこなうべきでしょう。

校正・校閲 ツールのご紹介

Microsoft Wordの校閲機能

WEBライターの多くの方がMicrosoft Wordで記事作成作業をしていると思いますが、記事を書き上げた後は、校閲機能を活用すると良いでしょう。

Wordのメニューバーより「校閲」から左端の「スペルチェックと文章校正」を選択します。
誤字・脱字・表記揺れなどをスピーディーに発見されるので、修正作業が楽になります。

文章作成アドバイスツール【文賢】

文賢(ブンケン)は、読みやすくわかりやすい文章を書くことを補助してくれる、クラウド上で利用できる文章ツールです。chatGPTが流行っていますが、文賢は全くの別モノでWebライティング・Webライターのための実務的な専用ツールです。

「校閲支援」や「推敲支援」の機能によって、業務効率がとても良くなります。
もちろん100%正解の文章にはしてくれないので、最終的には自分の目で読んでみることが必要になってきますが、かなり仕事量が軽減される印象です。有料ツールはやはり良いな!と実感できます。

まとめ

今回の記事では、校正・校閲・原稿チェックについて解説しました。

カレンダーや書籍など紙媒体の印刷物は、校正・校閲・原稿チェックを複数回行う必要が出てきます。
その点、WEBライターの場合は便利なお役立ちツールを活用すれば、間違った表現をスピーディーに発見できるので便利です。

最後にWEBライターとしてスキルアップを目指すために、1つ提案があります。

Wordなどで作成した文章の原稿チェック作業について、校閲機能を使って修正した後、PDFファイルに保存してプリントアウトします。

プリントアウトした記事を再度読み直し、不自然な表現や不足した情報がないか、入念にチェックします。
必要に応じて赤ペンで修正し、再度Wordで読み込み、必要に応じて修正・追記など、修正作業を行います。文章の書き方について欠点を発見するのにも役立ち、正確性が高まり、記事品質の向上にも繋がります。
デジタルデータを印刷することにより、冷静になって記事全文に目を通すことができます。

是非、一度試してみてくださいね。

みゃあ

WEBライターのみゃあ です。
おうち時間が増えて、最近は卵と牛乳にこだわったプリン作りにハマる今日この頃です。