【弁護士事務所】ホームページの記事作成・6つのコツ

昨今では、ホームページを作っただけでは集客効果は上がりません。SEO対策としてホームページ内でコラムを掲載するなど、オウンドメディアを持つ会社も増えてきました。

今回は弁護士のホームページに掲載する記事作成のコツを6つご紹介します。

未経験から3ヶ月でプロライターの思考力を習得

専門性を含んだ有益なコンテンツ

悩みやトラブルを抱えた人が弁護士を探す方法は、一昔前は知人の紹介がほとんどでした。
しかし、今はインターネットから探すことが主流となっています。

そのため、集客効果を上げるには数あるホームページの中から検索上位に入っていく必要があります。
コラム記事などのコンテンツSEO対策では、有益な情報が定期的に更新されているものが上位にあがってきます。

つまり、有益で専門性を含んだ記事であるかが重要となるのです。

弁護士事務所は、それぞれの得意分野に特化していることがほとんどです。民事訴訟、債務整理など、クライアントである弁護士がどの分野で強みがあるかを押さえた上で、記事を作成して行きましょう。

用語解説はコンテンツになる

法律には耳馴染みの無い専門用語が数多く存在します。

例えば「成年後見制度」「保佐」「特別受益」…なんとなく見たことはあっても、しっかりと説明できる人はあまりいないでしょう。

そこで、法律に詳しくない方に向けて用語解説の記事を書いてみましょう。

①用語の読み方

②法律の説明

③法律ができた理由

と構成すると分かりやすい記事になるのではないでしょうか。
他の記事にも連動させることができますので、幅が広がりますよ。

法改正を取り上げる

みなさんは官報を見たことはありますか?
インターネット上でも見ることができ、法律が毎日のように成立や改正をしているのがわかります。

そこで、法改正を分野別にまとめた記事を書いてみましょう。
とはいっても、官報に載っている情報は膨大で、書き方も非常に難しく読み取るのが大変です。

そんな時は、労働問題であれば労働局や労働基準監督署のホームページをチェックするなど、分野別の各省庁のホームページを確認するといいでしょう。

官報よりはかみ砕いた内容で記載されていることが多いですよ。

未経験から3ヶ月でプロライターの思考力を習得

判例や事例を取り上げる

過去の裁判の判決を元に「気になる」と思う内容を記事にしてみましょう。
「養育費の時効」「共同親権について上告棄却」など、新聞記事になっている裁判事例はたくさんあります。

タイムリーな話題ほど、ユーザーの反応もいいはずですよ。

その際の文章は、

  • 裁判内容
  • キーワードについて解説
  • 裁判での主張内容について解説
  • まとめ

と、この4点の流れを参考して書いてみましょう。

過去に書かれ記事をブラッシュアップ

コラムやブログなど、コンテンツがすでに掲載されているのであれば、過去に取り上げられた記事をブラッシュアップするのも良いでしょう。

続編として作成をしても良いですし、法改正があれば修正・加筆したものや、同じテーマでも切り口を変えることで新しい記事になります。

依頼するメリットを書く

記事を書く目的は、悩みや疑問を抱えた人が相談する為にホームページに訪れ、顧客になってもらうきっかけを作ることです。

記事の最後に「困った方はご相談ください」など、一言を添えることを忘れないでくださいね。

記事の作成に慣れて来たら、依頼するメリット・デメリットをあげた内容にチャレンジするのも効果的です。

まとめ

弁護士向けの記事は、専門性が高い上に範囲が広いですが、様々なバリエーションが考えられるのでコンテンツとしての魅力はとても高いですよね。

初めは大変ですが自分自身の知識もアップしますし、書ける記事の幅もグッと広がります。
ワンランク上のライターを目指して、ポジティブに取組んでみましょう。

未経験から3ヶ月でプロライターの思考力を習得

さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など