自由に働こう!フリーランスになるためのポイント5選

年々活躍の場が広がるフリーランスという働き方。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? ですが、実際にどのような働き方をしているのかは意外と知られていないものです。ここではフリーランスの働き方や、フリーランスになるために必要な5つのポイントをご紹介します。

フリーランスの働き方とは?

フリーランスってどんな人?

フリーランスのイメージは「かっこいい」「自分のペースで仕事をしている」「収入が不安定」など人によって違いますよね。では、フリーランスとはどんな人のことなのでしょうか?

フリーランスとは企業などに所属せずに、個人が発注者と直接契約して働く人のことをいいます。個人といっても個人事業主だけではなく、法人を設立して「代表取締役」として活動するフリーランスもいます。

仕事もWEBデザイナーやイラストレーターといったクリエイティブ職、税理士や宅建士のような専門職、設計や開発に携わるエンジニア職、メディア企画の提案などバラエティー豊かです。

働き方の特徴とは?

フリーランスは案件ごとに仕事を受注することが多く、報酬も案件の難易度や内容によって違いがあります。会社員であれば給料として毎月ほぼ一定額が決められた日に会社から振込まれますが、フリーランスではクライアントとの契約で決めた日に入金されます。例えば報酬が納品してから半年後ということもありますし、長期プロジェクトなら分割して支払われることもあります。

特筆すべき点は、発注者が満足するものを提供できれば、働く時間や場所は自由ということです。
自宅、レンタルオフィス、カフェなどで作業してもよいですし、働くタイミングも「今日は3時間だけ作業して、明日は10時間頑張ろう」と都合や体調にあわせて調整しやすいことも特徴でしょう。

フリーランスは会社員と違って、「自分の力を活かせる」と思う仕事を自分で選ぶことができます。仕事をする中で合わないと感じたり、不誠実な対応をされたりしたら、「今後は取引をしない」という判断もアリでしょう。

フリーランスの働き方とは、柔軟で自分らしい生活を送れるところに特徴があるのです。

フリーランスになるためのポイント

フリーランスは自分のスキルを活かせる仕事を受注し、柔軟な働き方ができるメリットがあります。そんなフリーランスになるには必要なポイントが5つあります。

①お金に換えられるスキル・アイデアがある

会社員とフリーランスとして求められるスキルには違いがあります。会社ではさまざまな部門があり役割分担をすることで運営されています。ですので、会社では直接お金を稼がない部門もたくさんあります。

例えば営業職は、受注や調整はしても製品・サービスを作りません。給料計算担当者は社内の処理をするだけです。どちらも専門的なスキルがありますが、フリーランスとして利用するには「お金に換えられる」ようにする必要があります。
例えば営業職は「営業改善のコンサルタント」、給料計算担当者は「事務や手続きの代行」のように1つのビジネスにすることを考えましょう。
一方システムエンジニアやWEBデザイナーは、技術が直接お金を産み出すためすぐに仕事に結びつくスキルと言えます。

ですが専門スキルを持っていなくても、アイデアや魅力を活かして、見よう見まねで形にする人も少なくありません。自分にできない高度なスキルが必要なときは外注するという選択肢もあります。

「自分にはこれしかできないから…」と可能性を捨てず、物事をさまざまな方向から見てチャレンジする精神が大切ですよ。

②営業力

スキル・アイデアと営業力は「車の両輪」です。どちらかが欠けてもフリーランスとして活躍するのは難しくなります。フリーランスとして活動する前にある程度は取引先を見つけ、人脈を作っておくと独立後はラクになるでしょう。

しかし「営業」という言葉に抵抗がある人は少なくありません。一般的に営業職は人気がある職種とはいえず、営業経験が無いという人がほとんどだからです。

もちろん営業経験があれば受注に大きく役に立ちますが、基本は「信頼関係を作れるか」です。実は頭の回転が早くて言葉巧みな人の営業成績が良いわけではありません。この人に任せたら気が楽だなと思える関係であれば自然と受注に繋がります。

コミュニケーションに苦手意識があるなら「ハブ」となる人を探すのもよいでしょう。世の中には人と人とを結びつけることが得意な人がいます。また、クラウドソーシングを利用するのもよいでしょう。

③管理力

会社員と違ってフリーランスはすべて自分でコントロールする必要があります。

仕事のスケジュール管理はもちろん、体調管理も含まれます。もし病気になれば収入が減少してしまうのもフリーランスの特徴だからです。

お金の管理も重要です。フリーランスは毎月定期的な収入があるわけではなく、報酬の時期も発注者によってバラバラです。生活費、購入費、人件費、維持費など入金と支払いのタイミングを間違えば「家賃が支払えない…!」という事態も起こってしまいます。

また、税金をはじめ法律や制度の確認も欠かせません。知っていれば、申請できる補助金もたくさんあります。逆に、知らないことで脱税と扱われてペナルティを支払うはめになることもありえます。

④向上心

「研修に出席しろ」「資格を取りなさい」「これができるようになりなさい」…面倒くさいと感じますが、会社は様々な方法で自分の成長を後押ししてくれていました。成長に合わせて新しい仕事を与えられ、勉強会など知識を更新する機会も豊富にあります。

フリーランスは自分で情報を集め、学ぶ時間を作り、習得していかなければなりません。変化の早い業界では半年前の知識が役に立たなくなることもあり、自分のスキルも魅力が半減してしまいます。常にスキルやアイデアを向上させて活かす姿勢が求められます。

⑤メンタル・コントロール

すべてをコントロールして責任を負うフリーランスは孤独になりがちな働き方ともいえます。相談に乗ってくれる同僚、助けてくれる上司はいないからです。収入が不安定になりがちな状況は不安を感じやすくなり、自分がずっと仕事を続けられるか迷ってしまうこともあります。

フリーランスは楽観的であることも大切です。

心の安定は仕事の品質にも直結します。心に負担がかからないように意識して対策している人もたくさんいます。はじめはメンタル・コントロールの本や講習を通して学ぶのも良いでしょう。

たとえば、漠然とした不安をノートに書き出してみると、些細な事に悩んでいたと気づくこともあります。書き出した不安を無くすにはどうすればいいか具体的な対策に変えることもできます。

フリーランスは仕事とプライベートの線引きがあいまいになる働き方でもあります。「休日」と決めた日はしっかり遊んで心身をリフレッシュさせることもポイントですよ。

まとめ

自分のスキルを活かしつつ、柔軟な働き方ができるのがフリーランスの魅力です。
しかし成果がすべて自分のものになる代わりに、すべての責任を負うことになる働き方でもあります。難しそうと思うかもしれませんが、5つのポイントをヒントにし、ポジティブに最初の一歩を踏み出してみましょう!

さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など