取材ってどうやるの!?取材する方法・コツ・やり方をご紹介

取材では、限られた時間の中で情報を得るのが大変です。

「会話が途切れてしまったらどうしよう」と気になってはいませんか?
取材前には入念に準備しておかないと会話がスムーズに進まなくなり、お互いに気まずい雰囲気になるケースもあります。

そこで、今回は取材で準備する時のポイントと心構えについて解説しながら、取材に必要なアイテムも紹介します。

事前に押さえておくべき3つのポイント

取材を成功させるためには、事前に必要な準備をきちんと整えておくことが肝心です。
そこで、取材する時のポイントについて3つの項目をまとめてみました。

取材対象者 についてリサーチ

取材の対象となる相手 (取材される側) のことをインタビュイー (interviewee) と言い、取材をする側のことをインタビュアー (interviewer) と言います。取材後にその内容を記事に書き起こすこともこれに含まれます。
取材を行う以上、インタビュアーがどんなに張り切っていても、ひとりでは成功させることはできません。相手がいるからこそ、取材を良い方向に導くことができます。

最低限必要な事前準備として、インタビュイーに関する情報を徹底的にリサーチしておくことが肝心です。

取材の目的を明確に

まずは、取材の本来の目的について考えてみましょう。

単に情報収集の目的で行うのか、それとも評価をするために取材をするのか、どんな人が取材の対象となるのかによっても、目的が大きく変わってきます。

質問のバリエーションを増やす

取材が始まったら、取材との会話が途切れないように工夫が必要です。

途中で会話に詰まることがないように、相手に聞いておきたいことを事前に確認し、質問のバリエーションを増やしましょう。
取材中に時間が余った場合に、質問できないようではインタビュアーにも不快な印象を与えてしまい、相手に対して失礼です。会話の内容が多ければ多いほど、記事を書き起こす際にもネタが増えてきます。

質問の内容によっては、「これは絶対に聞いておくべき」というものもあれば、「時間が余った時についでに聞いておけば良い」程度のものも出てきます。

質問の優先順位を考えておくことが大事です。

取材ライティング検定_テキスト販売

取材で必要なアイテム

撮影用機材

取材の際には、デジタルカメラ・ビデオカメラなど動画撮影用の機材を準備しましょう。
スマホの撮影機能もありますが、移動中にスマホを紛失する可能性もあります。

デジタルカメラやビデオカメラの方が高画質なので、ハイクオリティな撮影品質になります。

筆記用具 (メモ帳・ペンなど)

取材時の必須アイテムと言えば、メモ帳、ペンなどの筆記用具です。
取材中は録音機を使用しますが、重要な情報を得た時には透かさずメモを取り、後でノートにまとめておくと良いでしょう。

ペンは紛失しやすいので、予備として2~3本は用意しておくことをおすすめします。

録音用機器

取材で得た情報を着実に記録するために必要不可欠なのが、録音用機器です。
多数の電機メーカーから販売されていますが、操作が簡単で高精度のものを選んでおくと聴き取りやすいです。

薄型タイプでポケットに入るコンパクトサイズのICレコーダーを用意しておくと便利です。

長時間の取材にも、録音データ容量が大きいので安心して使用できます。

取材の心構え2箇条

取材の相手に敬意を払う

取材は、インタビュイーとインタビュアーが存在するからこそ成り立つものです。
相手に不快な思いをさせないように、質問の内容や言動には十分に注意しましょう。

相手に敬意を払い、終了時には必ずお礼の言葉と気持ちを伝えましょう。

質問攻めは禁物

取材時間は限られており、インタビュイーが質問にすべて回答できない可能性もあります。

良い記事を書きたいからと言って、インタビュアー側の勝手な都合で時間を延長して、質問攻めをしないように注意が必要です。
インタビュイーは忙しい時間を割いて取材に応じているわけですから、自己中心的になってはいけません。相手の立場を考え、気配りをするのがインタビュアーの務めです。

質問攻めをしなくて済むように、時間切れになることも念頭に入れた上で、最小限必要な質問のみに抑えるなど、臨機応変に対応しましょう。

まとめ

今回、この記事では取材で準備する時に押さえておくべきポイント・必要なアイテム・心構えについて解説しました。

取材では当然のことですが、インタビュアーの存在なしでは成り立ちません。
中には、取材を受けるのが初めてで緊張感に包まれるインタビュアーもいます。

お互いに打ち解けた雰囲気でリラックスすることで自然に相手の会話を引き出し、取材成功に繋げることができます。

まるりん

フリーランスワーカー.jpの創設者 株式会社乙栄商会 代表取締役 乙丸英広。
パソコン1台、資産50万円を元手に2013年10月 足立区の実家で起業。

株式会社乙栄商会は、10期目突入。設立から400社以上の企業から6,500件以上の新規取引を創出。
(※1)

上場企業のwebメディアの編集や小室哲哉さんの楽曲アーカイブを請け負う。
2021年 経済産業省から補助金の採択をされる。
2023年 協力会社のご縁があり、資金調達成功。
現在は自社webメディアのフリーランスメディア.jpを育てている。

(※1=2013年〜2023年9月現在)