知っておきたい!スキルシェアのメリット・デメリットとは?

自分が持っているものをシェア(提供・共有)し合おうという考え方は、古くからあるものです。地域コミュニティの運営や農業など、人は助け合って生きてきた歴史があります。その中で、「スキルシェア」は新しい仕組みとして注目され、市場は拡大を続けているのです。リモートワークの普及や、副業を認める会社が増加していることも、人気の理由の一つでしょう。
ここではスキルシェアとは何か、そのメリットとデメリットを併せてご紹介します。

スキルシェアとは?

シェアリングエコノミーの1つ

スキルシェアは「シェアリングエコノミー」の1つの形とされます。
シェアリングエコノミーとは、個人や企業が持っているけど使っていない財産(有形・無形を問わず)を、インターネット上にあるプラットフォームを利用して活用しようという新しいビジネスモデルです。
その財産の種類は、次のようなものが挙げられます。

  • スキル
    個人が持っているノウハウ、知識、資格、空いている時間などを提供してもらう
  • 移動
    車や自転車など乗り物のシェア、タクシーの相乗り、食べ物のデリバリー
  • 空間
    民泊、会議室、オフィス、駐車場、農地など
  • モノ
    フリマサイトのような売買、衣料品やバッグのレンタル
  • お金
    クラウドファンディングや寄付のこと

スキルシェアにはどんなものがある?

スキルシェアの目的は、自分のスキルをお金にすることです。個人と個人のやり取りもあれば、個人と企業で行われることも。副業として人気があり、手軽に取り組めるものや趣味を活かしたものもありますし、フリーランスが本業として行うこともあるでしょう。

スキルシェアは「スキルを販売するタイプ」と「案件に応募するタイプ」に分かれます。

  • スキルを販売するタイプ
    料理、掃除、洗濯を行う生活系
    ビジネススキル、コンサル、講師、ハウツーなどを提供する知識・経験系
    医師、弁護士など専門家と結びつけるマッチング系
  • 案件に応募するタイプ
    クラウドソーシングを始めとする業務委託
    ライティング、WEBデザイン、動画編集など種類は100種類以上

スキルを販売するタイプと案件に応募するタイプは、利用するプラットフォームによっても変わります。どちらかに特化していることもあれば、両方の機能を持っているプラットフォームもあります。

スキルシェアのメリット

提供する側のメリット

  • 自分の得意なことで報酬を得られる
    スキルシェアでは自分の得意なことを活かすことができます。そして、自分が認められた実感や達成感、相手からの感謝の言葉は何者にも変えられない喜びにもなるでしょう。新しいスキルを学ぼうというモチベーションにもなります。
  • 好きな時間に利用できる
    シェアリングエコノミーは使っていないものを利用するコンセプトです。スキルシェアでも自分の空いた時間を活用して、できる範囲で仕事を受けることができます。
  • 初期投資が不要
    なにかを始めようとすると機材や材料を用意して宣伝し、行政に許可や届出を出すなど、お金も手間も大掛かりになってしまうこともあります。一方、スキルシェアのプラットフォームの多くでは、報酬の中から手数料を支払うだけで手軽に始めることができます。将来フリーランスとして活躍したいと思っている人にとって実績や経験を積むことができます。人によってはそのまま独立するという道もあるでしょう。
  • 自分で価格を決めることができる
    自分のスキルに価格をつけることができるのもメリットでしょう。自分では簡単にできることだと思っていることでも、出来ない人からすればお金を出してでも依頼したいものです。

利用する側のメリット

  • 専門的なスキルのある人に手軽に出会える
    何か新しいことを始めるときに頭を悩ませるのは「人材確保」です。

    弁護士や税理士などの専門家、WEBコンテンツを作成できるクリエイターやライター、動画編集者、製造関係の設計者など、人材を探し出すのは簡単ではありません

    今までは求人広告を出して採用したり、金融機関や商工会などに相談をしたりして紹介して貰うなどコストや時間がかかりました。ですが、スキルシェアでは必要なときだけ、専門的なスキルを持つ人の力を活用することできます
  • 他にはないスキルの人がいる
    スキルシェアの特徴はバラエティも豊かさです。特殊な技術や痒いところに手が届くニッチなもの、会社としては提供できないサービスに出会うことができます。スキルを販売している人のリストを見ているだけで、新しいアイデアを得ることができるかもしれません。

スキルシェアのデメリット

提供する側のデメリット

  • 手数料が高い
    スキルシェアにはWEB上にあるプラットフォームを利用するのが主流で、プラットフォームには提供側と利用側を結びつける役割があります。スキルを提供する側は手数料として報酬の一部をプラットフォームに支払うのが一般的です。

    手数料はプラットフォームによりますが、報酬の20%程と言われています。つまりスキルを1万円で提供しても報酬は8千円まで減ってしまうので、思ったよりも貰えなかったと感じる場合もあるでしょう。
  • 新規登録者はスキルを売りにくい
    スキルシュアを利用する側は、「口コミ」「評価」「過去販売記録」を重視することが多く、実績のある人に人気が集まる傾向があります

    せっかくスキルシェアにチャレンジしてみても、自分にはまったく反響がないとやる気も無くなってしまいますよね。スキルシェアには実績がまだないユーザーにとっては自分のスキルをアピールしにくいデメリットがあるのです。

利用する側のデメリット

  • スキルのミスマッチ
    スキルシェアはプロから趣味レベルまで様々な人が利用しています。自分が求めたスキルと相手のスキルにズレがあることや、品質に満足できないということもありえるのです。
  • ミスマッチを防ぐためには、しっかりコミュニケーションを取ることが大切。
    発注内容や条件はもちろんのこと、特に報酬に関係することはうやむやにせず対応しましょう。
  • 提供する側のマナーについて
    フリーランスや個人事業主など「仕事」として活動している人だけではなく、趣味や副業としてスキルを提供する人も少なくありません。納期が守られない、突然連絡ができなくなるなど、ビジネス上ではあり得ない事態に遭遇する可能性もあります

スキルシェアをより活かすには?

スキルを提供する側は好きな時に自分の得意なことを活かすことができ、利用する側は手軽にスキルを持つ人と出会うことができるのがスキルシェアの魅力です。

一方で「手数料が高い」「実績が無い人は使いにくい」「提供する側のマナーに不安」があるという課題もあります。

その点、フリーランスワーカー.jpは手数料が基本無料。その代わりに、任意の金額を手数料代わりに支払うことができる「カンパ」機能を採用しています。また誰でもオークション形式で上位表示をアピールできる機能は、今までのスキルシェアの弱点をカバーしているのです。

さらに、カンパした金額一部はこども食堂や障がい者の支援団体に寄付されるなど、他にはない取り組みも行っています。社会貢献にも一役買える魅力的なプラットフォームと言えるでしょう。

さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など