取材ライティング・記事作成代行を依頼するメリット・デメリットは?

取材ライティング・記事作成の代行業は、お客様の想いや方針を読み手にわかりやすく伝える プロのライターが記事作成をするサービスです。

近年、在宅ワークの普及によって、その活躍の場はますます増えていると言われています。

ここでは取材ライティング・記事作成の代行が利用される場面や、そのメリットとデメリットを紹介します。

取材ライティング・記事作成代行

取材ライティング・記事作成代行とは?

こんな方にオススメするサービスです。

  • 「自社のWEBサイトを魅力的にしたい」
  • 「検索上位にして資料請求を増やしたい」
  • 「自社の製品・サービスをわかりやすく伝えたい」
  • 「採用ページに採用担当者や先輩社員の声を盛り込みたい」

コンテンツ・マーケティングの広がりと共に、多くの企業が社内コンテンツの作成に取り組み始めています。一方で、注力して取り組んだのに、思うように成果が出ない…といった悩みも増えているようです。取材ライティング・記事作成代行はコンテンツ作成のお悩み解決のために活用される場面が多いでしょう。

サービス内容の範囲は事業者により異なりますが、以下のものが主です。

  • 現地またはオンラインで取材対象者にインタビューを行い、記事を作成
  • 既にあるコンテンツの文章をブラッシュアップ
  • インタビューや講習の音源の文字起こし
  • 社長や従業員が書いたものをその良さを活かしつつより魅力的なものにする校正・校閲
  • 製品やサービスの説明、市場動向や事例をまとめたホワイトペーパーの作成
  • ユーザーが検索エンジンなどから最初にたどり着くランディングページの作成
  • メルマガやSNS用の記事作成や配信
取材ライティング検定_テキスト販売

依頼するメリット

①作成にかかる労力の削減になる

1つの記事を作成するまでには手間と時間がかかります。企業の担当者が社内でインタビューする場合には事前準備が必要ですし、情報やデータを集めてコンテンツを作成する作業を、他の通常業務と兼任して行う場合もあるでしょう。

そこで代行を依頼することにより、担当者の負担軽減につながり社内の業務効率をアップさせることが期待できるのです。

②高い品質が確保できる

取材ライティングの場合には、プロのライターによる第三者の客観的視点から記事が作成されます。社内の担当者が作成すると私的な感情が入り、偏った内容のものになりがちです。外部からの取材によって企業側が気づかない魅力を知ることができ、読者が求める分かりやすい文章となります。

また、ライターには特定のジャンル・業種などに特化した知識を有するライターも多くいます。例えば、医療関係の記事の作成には専門知識・経験が必要です。その分野に理解のあるライターにより、より読み手が求める記事を一定上の品質で確保できます。

③コンテンツを継続的に発信できる

コンテンツを始めるには多くの労力が必要です。ですが、それ以上に継続することはむずかしく、大手企業のWEBサイトでもほとんど更新されていないこともあります。

オウンドメディアなどのコンテンツ・マーケティングは、コンスタントに記事を増やし、育てることで、少しずつ効果を発揮する手法です。ですが、現実的には時間がない、ネタが無い、といった壁が立ちはだかります。

外部に依頼することで、オウンドメディアなどのクオリティとコンテンツ数を確保し、継続して新鮮な状態に保つことができます。

④SEO対策をしてくれる

せっかくの記事も誰かに読まれなければ意味がありません。

WEBでのコンテンツには検索サイトで検索順位を上位にするためのSEO対策が必須です。

しかし、検索サイトのアルゴリズムは日々変化を続けており、担当者だけでは対策をしきれないことも多いでしょう。継続した集客を狙うためにも、知識・経験を有するライターに依頼することでより検索上位を狙うことができます。

⑤予算削減になる

インターネットでの集客が重要視される中、オウンドメディアは注目される存在です。一定の期間しか掲載されない広告に多額の費用を支払うよりも、長期的に集客を期待できるオウンドメディアに投資することでトータルコストを抑えることができます。

依頼するデメリット

①外注する手間や費用がかかる

取材ライティングや記事作成代行にお願いするといっても、担当者が何もしない訳にはいきません。ライターと記事の内容、方向性などを話し合ったり、企画書の作成・提出などの事務的な処理が発生したりします。

また、高品質の記事を依頼する場合には高額となる場合もあるでしょう。もちろん、写真撮影や画像編集、SEO対策をしてくれるなどメリットも多いですが、予算と効果の検証が必要です。

②意図とズレたものが納品される可能性がある

打合せや指示をしたとしても、方向性や表現のニュアンスが違うものが納品されることがあります。

修正を依頼する手間もかかってしまいますし、契約によっては修正に応じて貰えないことも。

追加で費用が発生する場合もあるので、契約段階でよく確認しましょう。

③ライターを探すのに時間がかかる

ライターと一口に言っても、フリーランスを始め多くの業者が存在しており、自社にマッチした相手を探すには時間がかかります。

ライターを探す手掛かりとしては「クラウドソーシング」と「専門業者」の2つに大きく分かれていることを知っておくと良いでしょう。

[クラウドソーシング]

クラウドソーシングサイトを通じてライターと契約を結ぶ形態です。個人と直接契約になることが多く、費用も比較的安くて納期も短いことが多いのが特徴です。

その代わりに、記事の品質が個人の技量に大きく左右されてしまいますし、連絡がつかなくなるなどのトラブルが発生することもあります。

[専門業者]

ライティングの専門業者と契約を結ぶ形態です。知識・経験の豊富なライターや編集者が所属していることが多く、一定以上の品質が期待できます。専門性の高い分野やニッチな領域でも対応してくれる会社もあります。

大量の案件にも対応が可能で、自社が大規模なオウンドメディアを運営している場合にも依頼をしやすいでしょう。

一方で、クラウドソーシングに比べると費用は高くなります。

まとめ

取材ライティングや記事作成代行には、社内人材の負担軽減や、記事の価値をより上げてくれるなどのメリットがあります。

一方で、ライターへの指示の手間、費用、品質確保の課題といったデメリットもあります。

自分たちの想いや方針をより魅力的に相手に届けるための方法として、取材ライティングや記事作成代行を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など