WEBライターとしてお仕事をしていると、コンテンツマーケティングという言葉を目にすることが増えてきました。
今やWEBでの集客に欠かせないマーケティング手法となっていますが、みなさんはコンテンツマーケティングについて正しく理解しているでしょうか?
この記事では、コンテンツマーケティングの定義から実践までを簡単に説明していきます。
コンテンツマーケティングの定義は?
「コンテンツマーケティング」という言葉をかみくだいていくと、「コンテンツ=情報の内容」+「マーケティング=売れる仕組み」という意味です。
つまり、有益な内容の情報を提供し、顧客になる人を発掘するマーケティング方法がコンテンツマーケティングの定義と言えます。
もう少しわかりやすく、不動産会社で例えてみましょう。
自社で買った不動産を販売したいと考えた不動産会社は、以下の3ステップでマーケティングを始めました。
①不動産取引における節税対策ノウハウをSNSで発信する
②それを見た人々が、発信者である不動産会社やSNSのファンになる
③ファンになってくれた人たちが、その不動産会社に問い合わせ、売買につながる
このように、商品やサービスの長期的な顧客・ファンとなってもらうため、その人たちにとって有益だと思ってもらえるような内容を発信することが重要なのです。
有益なコンテンツを作成する4つのコツ
実際にコンテンツを作成するにあたり、押さえてほしい4つの項目を見ていきましょう。
1.目標数値を決める
コンテンツマーケティングだけではなく、すべてにおいて目標は一番に立ててください。
同じ商品でも、販売数を伸ばすことが目標なのか、認知度を高めることが目標なのかによってコンテンツがガラリと変わります。
2.ペルソナ(ターゲット)を決める
目標が決まったら、どのような人に商品・サービスを届けたいかを考えていきましょう。
ペルソナとはこの思い描く人物像のことです。
年齢、性別、家族構成、休日の過ごし方、服や音楽の趣味など、物語の主人公のように細かく設定してみましょう。
ペルソナを決めておけばコンテンツの統一性が取れて読みやすい記事となり、ライターとしても品質のブレが少なくなるはずですよ。
3.コンテンツを作成する
ターゲットが決まったら、いよいよコンテンツを作成していきます。
ここで初めに取り掛かることは、どんな媒体に乗せるのか、どういう手法で伝えるのか、ということです。
ブログ、youtube、SNS、ホームページ…、その中で動画なのか、文字なのか、動画なら実写なのかアニメーションなのか…その表現方法は無限大。
ペルソナのニーズに合った適切な媒体を選び、コンテンツを作っていきましょう。
WEBライターとしてはここが一番気合の入るところだと思いますが、下準備をしっかりとすればいっそう筆が乗るはずです。
4.効果測定・フィードバックをする
コンテンツを公開するとほっとしてしまい、終わった気になってしまいますよね。
しかし、ここが一番大事なところです。
プレビュー数やアナリティクスを用いて、ユーザーがこのコンテンツをどれだけ見てくれているか、最初に設定した目標を達成できているかを確認しましょう。
そして、その結果によって内容を変更したり、媒体を変更したりと手を加え、より有益なコンテンツに成長させていくのです。
WEBライターなら避けて通ることのできないコンテンツマーケティングについて、簡単にまとめてみました。
目標設定や効果測定についてはもっと細かなやり方がありますが、大まかな流れがわかっているとその後の理解もしやすいはずです。
コンテンツマーケティングを身に着けて、ワンランク上のWEBライターを目指しましょう。