コラムの書き方とは?押さえておきたい3つのポイント

「コラム記事ってどう書けばいい?」「ブログと違うの?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ライターが依頼される記事には、コラム記事やブログ記事などさまざまな種類があります。

この記事では、コラム記事とは何か?という所から、押さえておきたい書き方のポイントまで初心者でも分かりやすく解説します。

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コラムとは?

「記事」と一言で言っても、その内容によってコラム記事やエッセイ記事・ブログ記事 に分かれます。

その中でもコラム記事とは、短い文章で個人的な意見や見解を書いた記事のことをいうのです。
政治や時事ネタ・スポーツから金融・生活などはさまざまな批評対象があり、一般的には時事ネタをテーマにするものが多い傾向です。

ちなみに、エッセイ記事やブログ記事は、個人の体験や主張を自由に書いた文章のことを言います。

コラム記事が情報とライターの考えを提供するのに対して、エッセイやブログでは共感を得る読み物という違いがあるのです。

コラムの書き方で押さえておきたい3つのポイント

コラム記事は、正しい情報を元に自分の意見で倫理的に批評する必要があります。
そのため、記事の書き方では押さえておきたいパターンがあります。

ここでは、書き方として次の3つのパターンを紹介します。

・序破急

・起承転結

・PREP法

序破急(じょはきゅう)

序破急とは、文章が導入(序)・本論(破)・結論(急)の3段階で構成される文章のことを言います。
導入である序に、記事のテーマや目的を記載し、読者にどんな記事なのかを伝えます。

本論では、記事の目的に沿った内容を解説し情報を読者に提供していきます。
その情報を元に、結論で導入部分を強調することや、答えを提示するのです。

掴み部分でテーマが明確になり、本論・結論と導かれていくので、記事の内容が分かりやすく印象に残りやすいという特徴があります。

また、結論部分にライターの意見をまとめることでより伝わりやすくなるでしょう。

起承転結

物語などでおなじみの「起承転結」。

導入・展開・根拠や転換・結論の4つの構成から作成する文章のことを言います。
導入で記事のテーマを提示し、展開でそのテーマを掘り下げていきます。

この時、導入部分と展開部分は矛盾しない内容にするのが一般的でしょう。
そのうえで、転換や根拠部分でテーマをより掘り下げたり、視点を変えた文章にします。

最後の結論でテーマを結んでいきますが、転換部分で別の視点から記載した場合は、展開と転換の内容をあいまいに濁さずにまとめるように注意しましょう。

物語などに利用されるのが一般的で、コラムにはあまり利用されない傾向にあります。
メリット・デメリットなど比較するような記事の場合は、起承転結が向いているでしょう。

PREP法

PREP法とは、Point(結論、要点)・Reason(根拠、理由)→Example(具体例)→Point(結論)の4つで構成された文章のことを言います。

文章の最初で結論を持ってくるという特徴があり、論文やビジネス文章などで活用される文章でもあります。
簡潔に要点が伝わり、具体例を提示することで説得力が上がり、主張が強く伝わるという特徴があります。

最初の分で結論が分かるので、読みとばされやすいスマホなどの記事に向いている形でもあるでしょう。

まとめ

コラムの基本や押さえておきたい書き方のポイントをお伝えしました。

コラム記事は、エッセイやブログとは異なるため、コラム記事では文章の構成をきちんと組んで書く必要があるのです。

この記事を参考に、コラム記事の書き方を理解し、より相手に伝わる記事が書けるようになれば幸いです。

未経験から3ヶ月でプロライターの思考力を習得

まるりん

フリーランスワーカー.jpの創設者 株式会社乙栄商会 代表取締役 乙丸英広。
パソコン1台、資産50万円を元手に2013年10月 足立区の実家で起業。

株式会社乙栄商会は、10期目突入。設立から400社以上の企業から6,500件以上の新規取引を創出。
(※1)

上場企業のwebメディアの編集や小室哲哉さんの楽曲アーカイブを請け負う。
2021年 経済産業省から補助金の採択をされる。
2023年 協力会社のご縁があり、資金調達成功。
現在は自社webメディアのフリーランスメディア.jpを育てている。

(※1=2013年〜2023年9月現在)