これからの時代に!リモートワークのメリット・デメリット5選

この数年で急激に普及したリモートワーク。企業の従業員が社外で作業する労働形態のことで、自宅だけではなくカフェなどの好きな場所で作業をすることも含まれます。

『SNSで友人がリモートワークを始めたことを知った』なんて方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなリモートワークのメリット・デメリットを5つずつご紹介していきます。

リモートワークのメリット5選

通勤の負担が軽くなる

電車通勤なら満員電車は体の負担ですし、車通勤も集中力が必要です。特に台風や大雪などの悪天候でも無理をして会社に向かう必要がなくなります。

自由な時間が増える

仕事に行く準備や通勤時間が無くなることで、朝と夕の自由な時間を得ることができます。生まれた時間で勉強をしたり、趣味の活動をしたり、新たなチャレンジをしてみるのもいいかもしれませんね。

作業に集中できる

「ちょっと良いですか?」 この一言に多くの時間が取られている方は多いでしょう。

作業も中断されて、あれ?さっきまで何をしていたんだっけ…と効率が悪いですよね。リモートワークならカフェ、移動先など自分が好きな環境を選んで作業をすることが出来ます。リラックスしながら働けるのは大きな魅力ですね。

人間関係の負担軽減

会社の退職理由の1番の原因は人間関係です。ストレスの原因となる人との関係を減らすことで仕事に集中できますし、心の健康にもつながります。

様々な働き方に対応できる

在宅介護を行っている人でも、リモートワークを導入すれば会社を辞めなくても済むかもしれません。時短勤務で出社が不要であれば、通勤時間分を効率的に利用できます。

このように、多様な働き方の効果を高めてくれることは魅力的ですよね。

リモートワークのデメリット5選

自己管理が大事

生産性の向上が期待できるリモートワークですが、人によっては能率が下がってしまうことも。タスク・スケジュールなどの自己管理はもちろん、効率に作業ができる環境を自分で作る必要があります。

コミュニケーションの機会が減る

自らアクションをしないとコミュニケーションが発生しにくく、1日1回のテレビ会議の実施や、定期的な面談機会を設けることで対策をとる会社が多いようです。作業進捗を共有することで異変を未然にキャッチする仕組み作りもあります。

それでも直接会ってのコミュニケーションを補うのは難しく、相談ができない、聞けないといった不安や不満は抱きがちです。特に新入社員の教育やフォローがしにくく、苦労する場面も多いでしょう。

オン・オフの切り替えが難しい

お子さんなど家族がいると仕事に集中ができないという方もいます。家の近所にワンルームを借りて作業スペースにしているなんて人も。オンとオフの切替えが難しくなると、長時間労働になる例もあり、健康を害することもあるので注意が必要です。

経費がかかる

自宅で作業をすると電気代やプリンター代などが別にかかります。また、カフェやコワーキングスペースでの作業もコーヒー代や利用料金がかかってしまうので、金銭的な負担が増えてしまう場合もあるでしょう。

給料が減る場合も

リモートワークはいつ働いているかが分かりにくい点が課題となっています。会社によっては残業を一律の金額で支払う、場合によっては支払わないとするところもあるようです。

まとめ

リモートワークは自由な場所で働くことができ、作業に集中できたり自由な時間が増えたりと魅力的な働き方ですよね。

しかし、自己管理やコミュニケーションの難しさなどのデメリットもあります。

自分の働きやすい環境をうまく作って、素敵なリモートワーク生活を過ごしましょう!

さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など