昨今、よく聞かれるようになった「ギグワーク」。
えっ?フリーランスのことでしょ!?と私自身思ったのですが、また少しニュアンスが違うようです。
今回はギグワークについて掘り下げていきましょう!
ギグワークとは?
「ギグ(gig)」とは音楽ライブの単発セッションなど一度きりのライブを意味するギグ(gig)セッションが言葉の由来になっているようです。
ギグワークは企業(発注者)と個人(受注者)がプラットフォーム(情報サイト・情報基盤)を介して仕事を受発注するアプリやツールを使用することが一般的。
代表的なギグワークは ウーバーイーツ です。
この働き方は日本だけではなく、アメリカ・中国、でも流行しています。
ギグワークとフリーランスは何が違うの?
ギグワーク=スキマ時間で短期で働く業務委託の働き方
フリーランス=いわゆる個人事業主を指す。働き方は業務委託。
…正直なところ、契約形態はどうなの?と言うと、業務委託契約で働くフリーランス(個人事業主)と業務委託契約で働くギグワーク(個人事業主)…契約形態ということではギグワーク=フリーランス=個人事業主 と言えるでしょう。
あまり浸透していませんが、フリーランスで働く人(個人事業主)をフリーランスワーカーやフリーランスワークと言います。
フリーランスワークとギグワークは間違いなくイコールの存在になりますし、どちらも業務委託契約で働く人の契約形態です。
ただ、世間ではウーバーイーツなどのフードデリバリーのスタッフ= ギグワーカー として総称しているようです。
ギグワークをメインの仕事にできるか?
フードデリバリーの仕事が流行っていますが、ふと思うのは「フードデリバリーはメインの仕事にできるかどうか?」という疑問がわきます。
フードデリバリーだけで家賃を払ったり、衣食住すべてをまかなえるかどうか?考えてみましょう。
過酷なギグワーカーの労働環境
先日、雪が降りましたが、路面は一夜でアイスバーンになりました。
ニュースで雪の中で2輪車をこいでいるフードデリバリースタッフが映っていましたが、ブレーキしても止まらなくて交差点で転倒してる人もいました。
仮にそこで車が突っ込んできたら、その瞬間アウトです。😓
でも休みたい時に休めることがギグワーク(フードデリバリー)の特権ではありますが、雪や台風がくるたびに仕事を休む〜…という選択をしていると、家賃を払うのが大変そう。恐らく大抵の方は難しいでしょう。
個人的な感覚ですが、若くて体力があれば数ヶ月〜1年はもしかしたら生活できるかも!?
かなり体力と精神力が酷使されることが予想されるので、長期的には鉄人のような方じゃないとフードデリバリーだけで生活をまかなうのは難しいかもしれません。
長期的に仕事するならデスクワーク
ギグワーク(フードデリバリー)はお小遣い稼ぎ という位置づけでたまにやるぐらいなら良いかもしれませんが、衣食住を全てまかなうのであれば、フリーランスでデスクワークをする方が長期的には良いでしょう。
フリーランスも不安定ではありますが、今や終身雇用が崩れゆく中では正社員という働き方も安定しているとは言えません。
むしろ、フリーランスで複数の会社から毎月仕事を得ている方がリスク分散できるし、正社員よりも安定・高収入が望めます。
弊社で契約しているライターは、多い人だと月70万円程の収入を得ている人もいます。
編集プロダクションの会社だからそう感じるかもしれませんが「フリーランスやるならライターが絶対に良いよ!!」とお伝えしたいです。
色々と主観を交えて検証してみましたが、最終的に決めるのは貴方次第。
働き方も多様性の時代となりました。他人が良い悪いをとやかく言うものではありません。(散々書いてきましたが…笑)
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけてることも楽しみの一つと考えて、色々と挑戦してみましょう!