ロングテールSEOという言葉を聞いたことがありますか?WEBライターとして記事を書いていると、様々なSEO対策に出会いますよね。
そのうちの一つがこのロングテールSEOです。
今回の記事では、ロングテールSEOとは何か、その手法もあわせてご紹介していきます。
ロングテールSEOとは
ロングテールSEOとは、ロングテールキーワードを用いたSEO対策の事を言います。
ロングテールキーワードというのは、複数の単語からなるキーワードのこと。
例えば、「ナス 天ぷら 調理法 時短」など、3単語以上の組み合わせの検索ワードがこれにあたります。
小さなニーズをコツコツと数多く拾っていくことが、ロングテールSEOの戦略なのです。
ロングテールSEOの2大メリット
まず一番大きなメリットは、CV率が高いことです。
CV率とは、サイトを見て実際に商品やサービスを買ってくれた人の割合のこと。
ロングテールSEOの特徴として、ピンポイントの需要が狙える手法となっている為、ユーザーの購買意欲はとても高いのです。
ユーザーのニーズを汲んだ有益なコンテンツを作成することができれば、検索上位を狙えるでしょう。
そして二つ目は競合性の少なさです。
例えば、「料理」という1単語だけで勝負するのでは、検索ボリュームが大きすぎてコンテンツが埋もれてしまいますよね。
ロングテールキーワードは、長ければ長いほど独自性が増していきます。もちろん、ただダラダラを長いだけではヒットは望めませんが、きちんと分析をし、ユーザーにピッタリはまるキーワードを選ぶことができれば自分だけのヒットキーワードを生み出せるはずですよ。
ロングテールキーワードの選び方
では、キーワードはどのように選べばよいのでしょうか?
おすすめは、Googleで提供しているキーワードプランナーを使うことです。
キーワードプランナーは、例えば「料理」というワードに関連してどのようなキーワードが検索されているか、またそのキーワードが月間でどれだけ検索されているかの数値を出してくれるサービスです。
ロングテールキーワードを選ぶには、
①メインとなるキーワード(例えば「料理」)をキーワードプランナーで検索
②出てきた候補の中から検索数や競合性などを分析する
③検索が少なく、競合性が低いキーワードを組み合わせる
この3点を抑えることが最初の一歩となるでしょう。
2つの注意点
即効性がない
ロングテールSEOは、検索数が少ないところをピンポイント狙う手法の為、爆発的な流入は見込めません。
コツコツとコンテンツを積み上げ、芽が出るのをじっくり待つのです。
といっても、ただ待っているだけではせっかくのコンテンツも干上がってしまいます。
法改正や時勢に合うよう、リライトなどのメンテナンスはしっかりと行いましょう。
似たようなコンテンツが量産されてしまう
一つ目でも触れた通り、ロングテールSEOはコンテンツを積み上げていくことが大切なのですが、それゆえに似たようなコンテンツが量産されてしまうというデメリットがあります。
例をあげると、「料理 基本 やり方」と「料理 基本 方法」では、キーワードは違っていても意味はほとんど同じですよね。
するとユーザーは、同じような記事ばかりでつまらないな…と離れてしまう可能性もあるのです。
そうならないようタイトルや内容を工夫し、有益な内容だと思ってもらえるような記事を書くよう心がけましょう。
ロングテールSEOは、ニッチなワードを拾うことでピンポイントにユーザーにアピールできる手法です。
WEBライターとしてSEO対策求められる時代において、情報をいかに選択できるかがカギとなってきます。
この記事を参考に、ワンランク上のWEBライターを目指しましょう!