文字起こし・テープ起こしは、ライターの代表的な仕事のひとつと言えるでしょう。
ライターの中では「テープ起こし」と言うのが一般的です。
以前はカセットテープを発送して文字起こしする所から「テープ起こし」と言われていましたが、いまではmp3やwavデータを圧縮してメールで送るのが一般的です。
この記事では、文字起こしの種類や相場・費用について具体的に解説します。
学会・講演会関連の文字起こしは需要が高い
学会や講演会などの学術関連の文字起こしは需要が高い傾向が続いてます。
私立大学や社団法人など、様々なお客様から問い合わせがあります。
記録や研究用として学会・講演会を文章にすることは必須です。
これからも需要は続いていくと考えられます。
学会・講演会の文字起こし
学会・講演会関連の文字起こしには次のような種類があります。
- 講演会や会議などの文字起こし
- 研修に関する文字起こし
- 学会の文字起こし
講演会や会議などの文字起こし
講演や発表会・報告会・会議など、様々なビジネスシーンで文字起こしが必要されています。
文字起こしの内容は、開会のあいさつから閉会までの全てを文字に起こすという場合もあります。
講演会や会議の文字起こしの場合は、音声をすべて文字化するより、余分な言葉や冗長な言いまわしを整えることで分かりやすく仕上げることが一般的です。
研究に関する文字起こし
研究発表や学術発表会でも文字起こしが必要となります。
文字起こしをする人も、ある程度の知識がなければ聞き間違いが起こってしまいます。
仕事を依頼する際は、編集プロダクションの実績など事前に確認しておくと良いでしょう
文字起こしを外注する際の費用・相場
弊社で受託した案件例は下記の通りです。
- 1時間程の学会だと33,000円
- 2時間程の学会で38,500円
難易度によってまちまちですが、だいたい2万円後半から3万円前後になるケースが多いです。
1分300円程度が相場
文字起こしの相場は、1分あたり300円程が一般的といえるでしょう。
依頼する業者にもよりますが、文字起こしにはいくつかの種類があり、種類によっても料金が異なります。
人の話には「あー」や「えー」など内容と必要のない部分も多くなります。
一般的な文字起こしでは、それらの内容に必要のない部分を取り除いて文字化してくれます。
また、不要な部分を取り除いたうえで、さらに読みやすい文章に仕上げてくれる「整文(リライト)」という方法もあります。
この場合は料金が一般的なものより100円~200円高くなることもあります。
学会・講演会の音声の文字起こしを外注する場合の費用についてお伝えしました。
基本的には、録音時間に基本料金をかけて料金は算出されます。
この記事を参考に、文字起こしの外注を検討してみてはいかがでしょうか。