令和の時代、社内恋愛はタブー!?職場での接し方はどうすればいい?

会社と自宅の往復で出会いがない!なら、社内で恋人を見つければいいのでは…!?なんて思ったことはありませんか?

仕事の進め方、飲み会、会社行事を通じてお互いの「人となり」を知れるのもポイントですよね。

でもいざ付き合ってみるとお互いどのように接したらいいのかわからずギクシャクしてしまうかも…。今回は、気になる職場での接し方を見ていきましょう。

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社内恋愛の実情

職場の上司、同僚、先輩・後輩を「いいな」と思った経験を持つ人は多いようです。

とある調査では50%、その中で実際にお付き合いをしたことのある人は4人に1人の割合であるとするものもあります。

令和の時代、タブーとされることも多かった社内恋愛も問題ないと考える人は増えているようですね。

就業規則に抵触?

職場のルールブックである就業規則で社内恋愛を禁止している企業もあります。

ですが、個人の自由である恋愛を企業側が過度に干渉することは許されません。

就業規則で定めてもそれを理由にした処罰は困難で、配置転換等も容易ではないのです。

それでも、社内恋愛禁止を定めるにはそれなりの理由があります。

  • 情報漏洩などのリスクが高まる
  • 公私混同による弊害が起きる
  • 人間関係の混乱や離職につながる
  • 不倫関係だと慰謝料請求問題に発展する

これらは心構えとしての意味合いが強いですが、いわゆる「セクハラ」として処罰に発展した例もあります。
ハラスメントへの法規制は年々厳しくなっており、企業としても真剣に対応をすることが求められているのです。

「彼氏いるの?」というありがちな問いかけも、場合によっては大きな問題になりえます。

職場での接し方

では、実際に付き合い始めたとしたらお互いどのような接し方をすればよいのでしょうか?

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①必要最低限の接触にとどめる

本人同士は楽しくても、社内恋愛を快く思わない人は一定数います。

必要以上におしゃべりをしたり、接触をしたりと職場で仲良くしすぎるのも良くありません。

一方で、2人に対して周囲は意外と気を遣ってくれています。無理に飲み会に誘わない、帰り時間や休暇取得など助けてくれることもあるでしょう。

応援してもらえるような関係を築けるといいですね。

②上司と部下の場合

サポートする側とされる側という関係から、意外に恋愛に発展することが多いこのパターンでは、より一層の線引きが求められます。

業務上必要な指示やフォローでも「えこひいきしている」と思われてしまう可能性も…。

部下側も、ズルをしていると言われる可能性もあります。職場では恋愛関係があるからと甘えない態度でいる必要があるでしょう。

③情報漏えいへの対応

同じ会社であっても、立場や部署の違いによってその人しか知ってはいけない情報があります。
ですが、恋愛関係だと愚痴ついでに悪意なく社内秘情報を漏らしやすくなるのです。

聞いた交際相手がその情報がどれだけ重要か理解しておらず、他の人に話してしまうなんてこともありえます。
一番の対策は、どんなに言いたくても仕事の愚痴は言わないことです。
また、リモートワークが普及し、自宅で一緒に仕事をしようと考える方もいるでしょう。

そういったときでも、パソコンの画面や電話の内容から社内秘情報を知られてしまわないように注意しなければなりません。

④破局をしてしまったら

付き合ってみたけど相性が合わなくて別れてしまう…悲しいですがありえることです。
相手と顔を合わせるのも気まずくなってしまう人もいるでしょう。

ですが、お互いの態度が悪く、業務自体にも影響が出てしまうのは避けなければなりません。

職場全体の雰囲気も悪くなってしまいますし、二人のことを知っている人はとても気まずい思いをします。

まとめ

令和の時代、社内恋愛を問題ないとする意見が増えても、交際を隠すことが無難と考える人はまだまだ多いです。

周りからの目や、業務上の配慮など独特の大変さもある社内恋愛は、オンとオフをしっかり分けて接するのがポイントでしょう。

とはいえ、好きな人と毎日職場で会えて、働く姿を見られるというのは素敵なことですよね。
周りへの配慮、気遣いを忘れずに、温かく見守ってもらえるような関係を築きましょう。

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さかもと しおり

夫と猫ちゃんズと4人暮らし。
ゼネコンの一般事務員として社会人スタート。宅建士、FP技能士、施工管理技士補など資格取得し、取締役として企業経営も経験。

現在は大手資格予備校の講師、個人事業主向けコンサル、ライター・WEBデザイナーの道を進んでおります。波乱万丈の人生ですが、「大丈夫、世話ねぇよ!」(群馬弁)の精神と、今までの経験を生かし豪快に生きています。

趣味は宝塚歌劇団の舞台鑑賞とアウトドア(釣り・登山・自転車など