オンライン取材のメリットデメリットについて

「直接取材したいけど交通費が予算的に厳しい」そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

そこでいま注目を集めている「オンライン取材」。
対面の取材とは異なるオンライン取材はどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

この記事では、オンライン取材について分かりやすく解説します。

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オンライン取材のメリット

直接対面する取材ではなく、インターネット上で画面越しに取材することを「オンライン取材」といいます。
オンライン取材のメリットには次のようなことがあるのです。

・移動の手間や費用がかからない
・場所にとらわれずに取材できる
・忙しい相手にも取材を申し込みやすい

移動の手間と費用がかからない

オンライン取材は、インターネットに接続できる環境であればどこでも取材できます。

対面の取材の場合、取材場所まで移動する必要があるので、移動時間や移動にかかる費用・取材場所の確保などのさまざまな負担があるものです。

それらの手間や費用が掛からないのが、オンライン取材の大きなメリットといえるでしょう。

場所に捉われず取材できる

インターネットさえ接続できれば、取材相手がどこにいようと問題ありません。

東京の職場から沖縄の相手への取材だけでなく、海外にいても取材できるものです。
特に今は、パソコンやスマホを所有している方がほとんどでしょう。

パソコンでの取材がやりやすいものですが、短時間の場合などスマホでも取材はできるのでより気軽に取材ができるのも大きな特徴です。

忙しい相手にも取材を申し込みやすい

対面の取材の場合、取材だけの時間では済みません。その前後にもある程度の時間が必要です。

移動の時間や取材前後の食事など、一つの取材にも多くの時間を使います。
スケジュールの詰まっている相手は、「時間のかかる取材はなかなかアポが取れない」ということがあります。

オンライン取材であれは、取材のみの時間に絞れるので対面取材よりも時間を短縮できます。
時間を大切にしている相手であれば、オンライン取材であることをアピールするとアポが取りやすくなる場合があります。

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オンライン取材のデメリット

オンライン取材は通常の対面取材とは異なるため、気を付けなければならない点も多くあります。

そのため、オンライン取材のデメリットを正しく理解する必要があるのです。
デメリットには次のようなことがあります。

・実際に合うより相手のことを掴みにくい
・写真撮影が難しい
・高齢の方などネットに疎いと話をすすめにくい

実際に会うより相手のことを掴みにくい

対面の取材であれば、その場で取材相手のしぐさや表情などから得られる情報は多いものです。

しかし、画面越しの取材の場合、取材相手の表情などから読み取れる情報が少なく相手のことを掴みにくい傾向があります。

また、対面で話すよりも会話を盛り上げることが難しく、相手が緊張して口数が少なくなるということもあるでしょう。画面越しの相手をどう理解し、どう会話を盛り上げるのかは取材の腕が試されるものです。

事前の準備やメールでのやり取りなどを通して、相手の情報収集など取材に備えておくようにしましょう。

写真撮影が難しい

取材の様子を写真撮影したい場合、オンライン取材では難しいものです。

記事に写真を掲載したい場合は、後日に別撮りするか取材相手に準備してもらう必要があるでしょう。
また、あえて画面越しの写真を使うというのも一つの手です。

写真が必要な場合は、事前に同対策するのか取材対象などと話し合っておく必要があります。

ネットに疎い方だと話が進みにくい

オンライン取材は、ある程度インターネットやパソコンの知識が必要となります。
普段から利用する人や周りがすぐにサポートできる環境であれば、オンライン取材でも問題ないでしょう。

しかし、ネットに疎い取材相手だと、操作できないなどの問題があるだけではなく、取材のアポ自体も取りにくい可能性があります。
また、インターネットの接続環境が悪いとフリーズするなど取材をスムーズに進められないので注意しましょう。

事前に、ネット環境など確認する必要があります。

まとめ

オンライン取材のメリットデメリットについてお伝えしました。オンライン取材は、移動の時間やコストをカットでき、相手がどこにいても取材できるというメリットがあります。
しかし、対面の取材とは異なり相手の表情などを掴みにくくネット環境や知識に左右されるというデメリットもあるのです。

この記事を参考に、オンライン取材について理解し、スムーズな取材ができるようにしてください。

未経験から3ヶ月でプロライターの思考力を習得

まるりん

株式会社乙栄商会 代表取締役 乙丸英広。
パソコン1台、資産50万円を元手に2013年10月 足立区の実家で起業。
起業の理由は電車に乗って毎朝会社に行くのがめんどくさいから。オンラインで仕事ができる会社を作ろう!という発想からスタート。

株式会社乙栄商会は、12期目突入。設立から400社以上の企業から6,800件以上の新規取引を創出。
(※1)

上場企業の医療メディアの編集業務や小室哲哉さんの楽曲アーカイブ・AIの開発など幅広い業務を請け負う。

2021年 経済産業省から補助金の採択をされる。
2023年 協力会社のご縁があり、資金調達。
2024年 AI文字起こしを編集プロダクション事業に導入

(※1=2013年〜2024年11月)